【 突然の電話セールスは要注意!@ 】

突然の電話が不審だったことがありませんか?

 皆様、突然の電話セールスって一度はかかってきたことありますよね?

 あなたは、顔の見えない初対面の相手をどれだけ信用できますか?

 おそらくかなり信用してしまっているかと思います。
 その証拠に開口一番『○○さんのお宅でしょうか?』という質問に、なんの躊躇もなく『はい、○○です』と答えてしまっていますよね。相手が自分は何者かも告げていないのに。
 本来、電話は電話を掛けた者が、

@ 自分の名前や身分を名乗り

A 電話を掛けた先が目的の相手に間違いがないかを確認し、返答を得て

B 本題に入る


 という過程を踏むのが当たり前のことです。それが電話対応の礼儀というもの。
 ところが、ほとんどの電話セールスは A が一番最初にくる傾向があります。十中八九です。
 しかも、早々に相手(電話を受けた側)から何か情報を聞き出したかったり、商談に持ち込もうとしている場合は、この傾向が顕著に出るようです。
 確かに、より多くの件数をセールスしたいとなれば、@ を後回しにしてまず目的の相手かどうか確かめたくなるのはわかります。
 例えば、日中在宅の主婦をターゲットとしているなら、『○○さんのお宅ですか?』といきなり切り出し、そこが社屋やお店(個人経営の場合、電話番号を個人名で電話帳に登録してあることがあるので)だった場合『いいえ、こちらは△△です』という返答を聞くとターゲットではないのですぐに『ガチャン!』と無礼に電話を切り、時間短縮になります。
 もし『はい、そうです』と答えても相手が『奥様をお願いできますでしょうか』となり『今は留守にしております』と答えた場合も後は同じです。
 これだと、まだ自分の身分や所属をまだ名乗っていないので、後々面倒なこと(苦情など)は免れることができます。
 なぜならきちんと信頼のおける商談をしたいのならば、そうはならないからです。
 本当に信頼のおける商談を用意していて、且つ優秀なセールスマンなら、初対面の顔の見えない相手がどれだけ信用できないかを知り、不安を解消し信頼関係を築くことの重要性を良く理解していますので、まず自分を信用してもらうことに心血を注ぎます。
 ですので、電話を掛ける時、@AB の手順はほぼ必ず守りますし、最初に電話に出た先方様に対して、ターゲットではなくとも失礼がないように細心の注意を払うのが当たり前。
 このことを守れない電話セールスは、まともな商談を用意していない・セールスマンの教育が疎かな会社(= 信用度に欠ける会社)・後ろめたい何かがある、と判断せざるおえないのです。
 はっきり言ってこのようなセールスは、その程度の対応で簡単に情報を聞き出せたり、商談に持ち込める相手を探しているのです。
 そんな手ぬるい相手が見つかって、不安を煽り手早く話をまとめた商談の代表が

『オレ、オレ 詐欺』というわけです。

 確かに『オレ、オレ 詐欺』の場合、@ABは守っているし緊急を要するという特殊な材料を持ち込まれるので、被害者のほうも焦ってしまうでしょうが、相手の信憑性と簡単に話をまとめようという点がかなり不審です。とにかく @ がどれだけ信用できますか?
 実は被害者にもある程度の落ち度があるのです。
 普段からいいかげんな電話セールスの話になんの躊躇もなく対応してしまっているうちに、掛ってきた電話に自然と疑いもなく対応してしまう癖がついているのです。

 つまり簡単に言うと、突然の電話セールスを受けるうちに初対面の顔の見えない相手を簡単に信用してしまうように洗脳されているということになります。

 更に、この現象の顔の見えない相手を信用してしまうという点を巧みに悪用したのが

 『なりすまし詐欺』ということになります。

 正直なところ、これが一番いいかげんな電話セールスに近い存在だと思います。
 だって、初対面の顔の見えない相手を簡単に信用することから話がはじまっているでしょ?
 『こちらは、○○警察です』なんて言われて、とっさに『では、○○警察であることを証明して下さい』と切り返した返答ができないのが一般的ではないでしょうか。
 ほんの少しでも本題を聞いてしまうと、とりあえずは信用してしまう・信用しようとするかと思います。
 しかも相手が優秀なセールスマンの心得を熟知し、礼儀正しく対応してきた場合は最悪です。
 何もかもが騙すためのウソなのに、信頼度がウナギ登りでどんどん話が進みます。泥沼ですよ。相手が本当にその会社・団体・組織の所属者である確固たる証拠や証明できるものがなにひとつないのに…。

【 突然の電話セールスは要注意!A 】へ続く

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